すぐお金が欲しい!
とにかくすぐお金が必要だから、効率よく働くために掛け持ちをして働きたいといったような経験は誰にでもあることでしょう。
私も一時期、ファミレスとプールの監視員、警備員とピザの配達等、同時に複数の仕事をやっていました。特に引っ越し前に、計画通りにお金が貯まっておらず、焦って掛け持ちをするというパターンが多かったように思います。
今回は、その中でも、なぜコールセンターがコスパ最強だったのかをご紹介していきます。
目次
コールセンターが掛け持ちに向いている理由
肉体的疲労が少ない
単純明快な理由ですが、コールセンターの仕事は身体に物理的な負担をかけません。
飲食店や警備員なら立ちっぱなし、宅配系の仕事なら常に屋外で過ごし、どうしても体力的に、そのあと別の仕事をやる気にはなれません。特に飲食店の掛け持ちというのは、すさまじい疲労感があります。
そういった意味では、コールセンターは屋内でパソコンの前に座って話をするだけです。また対面式の接客業でもないため、無理に笑顔を作ったり、慌ただしく動いたりする必要もありません。当然の話ですが、8時間働いた後でも余裕が残ります。世にも珍しい体力を温存しやすい仕事なのです。
シフト都合がつきやすい
コールセンターというのは、飲食店などとは違って、従業員が非常に数多く在籍しています。
そうなると、急に体調を崩したり、あるいは前の仕事がどうしても終わらず、遅れそうなときにも、他の人間にとてつもなく大きなしわ寄せがいったりすることはないので精神的に安心できます。
またシフトに関しては原則として自己申告で決められるため、掛け持ちしている仕事の都合と見合わせながら、スケジュールを作っていくことができるのもメリットと言えます。
時給が高い
あなたが掛け持ちを考える最大の理由は「お金」です。
あくまで目的は「掛け持ち」ではなく、たくさんの「お金」を得ることです。
そういった観点から考えるなら、選ぶべきは最大限給与水準高い仕事です。
そうなると、コールセンターは最適です。
特別なスキルや資格を持たずに、できる仕事としては、コールセンターはほとんどハイエンドといっても良いでしょう。
掛け持ちする際のパターン
今までやっていた仕事+コールセンター
掛け持ち先としてコールセンターの仕事を増やすというのが最も多いパターンでしょう。
今の仕事をある程度長く働き続けていて、多少の融通もきかせられる状態、いわばそれを保険としながら効率の良い仕事を探すというのは賢い選択でしょう。
ただ、注意点としては、インバウンド(受信)のコールセンターを選ぶ場合は、座学研修が2週間ほど存在してい、その期間中はシフトを決めて出勤することができないという点です。
最初に業務内容の講義を十分に行い、そこから実際の業務を開始していくというのが一般的なコールセンターの基本的な流れです。その期間を休みがちになってしまうと、実際の顧客対応に苦慮してしまうことに繋がるので、なんとかしてスケジュールに都合をつける必要があります。
どうしても日中にまとまった時間を取ることが難しいという場合は、夜間のコールセンターをおすすめします。仮眠制度があったりするので、深夜の掛け持ち仕事としてもコールセンターは非常に優秀なのです。
コールセンター+これからもう一本仕事を探す
現在コールセンターをしていて、もう一本別に仕事を増やしたいという場合には、単発の仕事か日雇い、または完全に任意出勤制の仕事が良いです。
具体的には、引っ越し作業員、軽作業、倉庫作業と言った仕事がコールセンターとの相性が良いです。
収入の安定化を図るためにも、メインの仕事をコールセンターにして、休みの日に働ける仕事を選びます。
コールセンター+コールセンター
にわかには信じられないかもしれませんが、私の知り合いにも実際にいました(笑)。
メインのコールセンターで日中働きながら、終わったら短時間契約の別のコールセンターで3時間ほど働いてから帰るという人が実際にいたのです。
理由は、同じところでずっと働くのは飽きるからやりたくないけど、お金は欲しいから別のところで働くということでした。
コスパ検証~掛け持ちは本当に有益なのか?~
いきなり結論から入ると、掛け持ちはコスパが悪いです。
本当に稼ぎたいなら、残業歓迎の大規模コールセンターに入って、毎日長時間シフトを繰り返すのが最も効率よく働けます。
そもそも8時間以上働いたら、残業扱いになって、それ以降は時給25%アップになるにも関わらず、みすみすそれを捨ててまで別の仕事をするメリットは大きくありません。
精神的には辛いですが、きちんと就業先を選びさえすれば、コールセンターなら月間労働時間数200時間とかでも頼めば働かせてもらえます。
よっぽど、寝る間を惜しんで働けるとかなら別ですが、大半の人はコールセンター一点集中にしたほうが、月間累計給与は高まります。
ただしデメリットもあって、それは飽きが来ることです。
いくら、椅子に座って話しているだけでお金が貰えると言っても、一日に10時間以上ずっとそれだけをやっていたら、どんなにストレス耐性が高い人でもだんだん嫌になってきます。
そういった意味では、200時間以上働くために、気持ちを要所要所で切り替えるという意味も込めて、仕事を掛け持ちするというのは有りだと思います。
特に、3ヶ月以上にわたって長時間労働をしたいという、計画がある場合は、一か所で続けるよりは、就業先を分散させた方が精神衛生的にはやりやすいかもしれません。
その職場、掛け持ち禁止じゃない?
最近でこそ「副業」を推奨する社会になりましたが、中には禁止している企業もあります。正社員、契約社員、派遣社員、アルバイトを問わずです。
もちろん、法律で規制がなされるということはありませんが、社則で定められているなら最悪の場合、懲戒解雇になる可能性があるため、注意が必要です。
親や配偶者の扶養に入っている場合の注意点
年間の収入が103万円を越えてしまった場合、課税対象となり、国民健康保険の支払いを自身で行ったり、親や配偶者の扶養から抜ける必要が発生してしまいます。
年間家計収支の観点から見た場合、結果的に損になることもあるため、掛け持ちをする場合には、自分の年間所得を計算した方が良いでしょう。油断すると、簡単に越えてしまいます。
まとめ)コールセンターはやっぱりコスパ最強のノンスキル・ワーク
以上が「【経験者が語る!】掛け持ちするなら、コールセンターが最強説!」でしたが、いかがでしたでしょうか?
コスパの観点から考えるなら、コールセンターを選ぶのが確実に正解です。
なんといっても、時給が高く、シフトの融通が利くというのが大きいでしょう
また、コールセンターを就業先として取り扱うコールセンターも多いので、仕事探しの負担自体が少ないのも魅力です。
お金が欲しいときに一番こまるのが、面接に行って落ちてしまい時間を無駄にしてしまうことです。そういう意味では、勝手に探してきて就業までのサポートを手厚く行ってくれる、派遣会社の存在は助かります。
職探しをする上で、面倒な雑務を肩代わりしてくれる気の利く小人みたいなものです。
とりあえず登録するだけなら無料なので、情報集めも兼ねて一社は登録先を持っておくべきです。