時給1500円以上の職場で働いたことはありますか?
時給1000円のアルバイトや契約社員で、時給を100円上げるのはものすごく大変ですが、実は1500円で募集しているコールセンターに転職してしまうのは、意外にも簡単なのです。
≫関連記事:【徹底詳細保証!】コールセンターの時給に関する解説まとめ!
目次
最も手っ取り早くコールセンターに入るなら、派遣会社に登録すること
身も蓋もない話ですが、コールセンターは直接の募集をしていないことも多いため、自分でネットの海から探そうとするよりも、派遣会社に登録して担当エージェントに探してもらうのが王道です。
方法としては、いくつかの派遣会社に登録して、最も条件が良い就業先を紹介してくれたところで働くのが良いでしょう。
また、コールセンターというのは、業務の性質上、一般の人がふらった見学に行ったりすることができないため、内部の情報を知っている人にアドバイスをもらいながら選んだ方が間違いがないのです。
あなたの志望動機に合わせて、オープニングスタッフを募集しているデスクがいいのか、成熟している老舗デスクがいいのか、プロの意見を参考にしておいて損はありません。
また、派遣会社は就業先の会社からお金を貰うので、登録したあなたからお金を請求したりすることはありません。
つまり、登録から、就業決定まで全てが無料なのです。
さらには派遣会社と言うのは、「希望の就業先で採用してもらいたい」という、あなたと同じ目的を共有しているので、何につけ正直な意見を聞くことまでできます。
面接が存在するなら、その就業先で気に入られるポイントを教えてくれますし、面接さえ存在しない会社なら誰と仲良くしておけば、仕事をしていきやすいかなどの裏情報など流してくれたりすることもあります。
おすすめは大規模デスク!
高時給コールセンターを狙うなら、おすすめなのは、圧倒的に大規模デスクです。
なぜなら、最も確実に入ることができる上に高時給だからです。
もちろん人によって、得意とする環境や取り扱う商材等は異なりますが、そういった専門的な事柄は後からいくらでも取り返しが利きます。例えば、数カ月して慣れて業界の仕組みを知ってから、より好みの条件のコールセンターに入りなおすことだって派遣ならできるからです。
大規模デスクというのは、オペレーター要員をたくさん必要とするということです。
コールセンターの本質的なビジネスモデルというのは、実は決まった時間、決まった数のオペレーターを電話の前に用意しておくということです。
そのため、オペレーターの数が規定値を割らないように、常に数多くの人員を必要としています。
そして数を必要としているからこそ、入り口で振るいにかけるということはせず、とりあえずは入社させてから充実した研修制度によってスキルを磨いていくという方法論を採用しています。
だからこそ、最初は大規模コールセンターに入ってしまって、研修で業界の仕組みや仕事の仕方を学び、もし数カ月してさらに時給や条件の良いコールセンターに行きたいなら、そこでまた考えるというのが良いでしょう。業界経験者ということで、規模の小さないコールセンターでも採用率が上がるというのもポイントです。
なぜコールセンターは、学歴不問、未経験可なのに、時給1500円以上なのか?
もちろん、コールセンターもピンキリであるため、中には時給の低いデスクもあります。
しかし業界中央値としては、他業種に比べると水準的には間違いなく高時給です。
これは先ほども述べた通り、コールセンターというビジネスモデルの本質そのものに理由があります。
コールセンターの収入構造としては、オペレーターの頭数を用意することで、クライアント企業からお金をもらうようになっているので、他業種に比べて人件費への投資における重要性が高いのです。
少し高い時給を求人誌に乗せてアピールしてでも、オペレーターを揃える価値があるのです。
例えば、飲食店なら料理を食べに来てくれるお客様がいるから収益が発生しますが、コールセンターの場合は違います。コールセンターに電話をしたら、直接そのコールセンターにお金を払わなければいけないような仕組みはありません。
携帯電話のコールセンターであれば、携帯電話の会社にお金を払っていますよね?
簡単に言うと、携帯電話の会社がコールセンターを用意するために、コールセンター会社に固定費を払っているという契約なのです。
つまり、コールセンターというのは、直接問い合わせているお客様からお金をもらうのではなく、オペレーターを集められるかどうかに、収入を維持できるかどうかがかかっているため、時給の高額化が起きるのです。
時給1500円以上貰えるコールセンターの仕事は果たして楽なのか??
時給の高いコールセンターには、二つのタイプがあります。
一つは、オペレータに特殊なスキルを要求するためのコールセンターです。
例えば、保険関連の資格であったり、金融業界での在籍経験、英会話能力等です。
これらは専門的な内容になるため、当然ながら時給が高いです。
そしてもう一つは先ほどもお伝えした、規模の大きなコールセンターのデスクです。
これらは大量のオペレータを用意すること自体を、収益化の仕組みとしているため、ほとんど無条件に時給が高いのです。
携帯電話のコールセンターなどが代表的ですね。
しかしそうは言っても、時給1000円の飲食店と比べて、ずっと楽で1500円も貰えるなんて、正直信じられないという方のために、もう少し詳しく説明すると、たしかにいくつか山場はあります。
最初の大きな山場は、研修制度です。
特にインバウンド系のコールセンターは、通常一ヶ月以上と非常に長期の研修期間を設けています。
この研修期間では、座学研修に始まり、ロールプレイング研修、OJT研修という道のりがあります。別に辛く苦しいものではないですが、講義形式で何か話を聞くことに極度のアレルギー反応を起こしてしまうという人からしたら、大変に感じるかもしれません。
ただし、本質的には難しい仕事をするわけではないので、未経験の人からしたら1500円貰ってこれだけ楽なのか、と驚くことは間違いないと思います。
労力と報酬を比べるなら、コスパが高い仕事の代表です。
まとめ)まだコールセンターで働かずに消耗しているの?
以上が「【超簡単!】時給1500円以上のコールセンターに入る方法!」でしたが、いかがでしたでしょうか?
世の中というのは不思議なもので、いくら頑張っても給料が上がらないという業界もあれば、転職するだけで時給が劇的に向上するという業界もあります。
もう一度言いますが、コールセンターほどコスパの良い仕事は探してもなかなか見つかりません。
どこかで読んだ話ですが、「日本で一流だった野球選手たちは、メジャー・リーグに行って数倍の年俸を貰うようになったが、彼らは数倍の努力をするようになったか?」というのがあります。
答えは、「彼らは稼げるフィールドに移動したに過ぎない」です。
時給を上げるために必要なのは、たゆまぬ努力ではなく、稼げる業界を探すということに尽きます。日々行動あるのみです。