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コールセンターとは、現代において最も数値管理が進んだ仕事の一つです。
そのため、業界全体の傾向として、個人の頑張りや努力を大きく評価するという特徴を持っています。
時給反映はもちろんのこと、中には歩合制を導入しているデスクもあります。
ここで言う歩合制というのは、実績がそのまま給与に反映されるという意味です。
給与に反映といっても、2つの種類があります。
時給に反映するか、時給とは別に報酬が発生するかです。
ちなみに結論から言って歩合制狙いなら、発信系か、または受信系の解約阻止窓口のコールセンターを探していくのが良いでしょう。
歩合制?インセンティブってどういうこと?

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コールセンターの求人情報に記載されている歩合制やインセンティブ制というのは、頑張りによって給与面で積極的に歓迎していくということです。
普通の職業では、なかなか努力量に応じて、時給が急激に変わったり、時給とは別に報酬を出してくれることはなありません。
もちろん、詐欺みたいなこともありません。
実際にインセンティブ制による給与支払いは法律でも認められていますし、就業規則への記載もあります。
結果を出せば、必ずあなたの講座に支払われるようになっています。
コールセンターのタイプによっても大きく違う歩合制
その②:受信系
以上の2つのタイプによっても、歩合制の意味は大きく異なります。

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その①:発信系
一般的に歩合制のコールセンターと言えば、普通は発信系のデスクのことを指します。
あなたが電話を架けて、契約受注が増えれば、時給以外でも報酬が貰えるという仕組みがほとんどです。
よくある発生条件としては、月間の受注件数上位数名に報酬が与えられるというパターンです。
ただしそれだけでは、オペレーターのモチベーションも上がらないので、新人賞や、チーム毎での賞、総受注件数毎の表彰など、色々な形で還元していくような仕組みを持っていることがほとんどです。
注意点としては、時給以外の報酬が存在する分、受信系のコールセンターに比べて基本的な時給の水準が低いことでしょう。
もちろんインセンティブ制報酬を得ることができれば、発信系の方がたくさん稼げるのが事実ですが、そうでなければ受信系の方がいいかもしれません。
余談
どこの発信系でも規模が大きければ、たいてい上位のオペレーター一人か二人は月収80万円を越えるというような人がいたりします。
そういう世界で、しかもそういった人たちがしばしば大学生やバンドマンだったりもします。
つまり、特別な教育を受けていなかったり、特別な経験がなくとも努力次第ではあなたにも可能だということです。
その②:受信系
成績が良ければインセンティブ報酬が貰えることもありますが、あくまで例外です。
受信系のコールセンターが歩合と呼ぶものは、たいてい詳細な時給反映のことです。
あなたの対応した電話件数や、アンケート満足度などがかなり詳しく時給に反映されるような仕組みになっています。
ちなみに、どうしても受信系でインセンティブ報酬が欲しいなら、解約阻止系の窓口を狙いましょう。
というのも、携帯電話や固定のインターネット回線を解約したり、他社に移行したりする際、その契約会社に電話しなければいけないので、そこでメリット訴求をして解約を中止してもらえた件数に応じて、時給以外の報酬が貰えるのです。
特に年末年始などの長期連休中の入電件数はかなりの数に上るため、通信系コールセンターでは、かなりの額のインセンティブ報酬がばらまかれています。
まとめ)コールセンターで稼ぐなら、歩合狙い!

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コールセンターはやっぱりコスパがいいというのは、揺るぎない事実です。
安定とお金を同時に手に入れられる、珍しい非正規雇用の仕事と言っても良いかもしれません。
最後に、もう一度だけまとめると、インセンティブ報酬を狙うなら、下記の2つのタイプのコールセンターを狙いましょう。
その②:受信系解約阻止窓口