これまでは主婦業に専念していたけれど、そろそろ外で働き始めたいなら、コールセンター派遣はあなたにとって最適な環境となるでしょう。
家庭、子育て、家事、パートナーとのコミュニケーション、近所づきあい、これらを継続しながら、就業できる仕事は非常に限られています。
今回は、コールセンター派遣がなぜおすすめなのか、その5つの理由をご紹介していきます。
目次
コールセンター派遣は主婦が即戦力で活躍しやすい職場?
コールセンターの仕事というのは、当然ながらお客様との電話対応です。
そこで求められるのは、コミュニケーション能力と、柔軟性や常識力です。
いわゆる社会を生き抜く力と表現していいかもしれません。
お客様対応の中では、案外予想だにしない質問や、親身な相談が付き物です。
もちろんマニュアルもあるにはありますが、飲食店の接客とはわけが違うので、やはりそれだけで対応することはできません。
若年層の場合だと少しずつ商品を覚えると同時に、社会について学んでいくことになります。
しかし、すでに結婚をして家庭を築いているような方の場合、人との会話/対話については一日の長があると言えるでしょう。
実際私の体験としても、数多くの新人オペレーターを見てきた中で、主婦で働きに来ている方は、業務知識に自信がなくとも、一般論で上手くまとめたり、常識的なアドヴァイスでお客様を妙に納得させてしまうような場面をよく目にしました。
電話対応と言っても、高度な専門知識を必要とするものではありません。
多くは日常生活、日常会話の延長線上にあるものです。
だからこそ、日常生活の中での経験豊富な人こそが活躍しやすいという職場なのです。
業態の種類が数多いので、ライフスタイルや職歴に合った企業を選べる
コールセンターと一口に言っても、実はいろんな種類があります。
お客様に営業電話を架ける発信系、商品に関する質問を受ける受信系などの区分けや、取り扱う商材にしても金融、保険、携帯、化粧品、食品と様々です。
日頃、あなた自身が利用している製品(なんでも構いません)を想像してみてください。
たいてい企業はコールセンターを持っています。
つまり、その数だけあなたの職場の選択肢もあるようなものなのです。
また、各企業のホームページを見たらすぐにわかりますが、コールセンターの受付時間も企業ごとに異なります。
例えば、クレジットカード会社のコールセンターなどは、紛失受付のために24時間開いています。
もちろん、中には土日祝日休みのコールセンターだってあります。
つまり、コールセンターに働きたいという場合、あなたのライフスタイルや生活サイクルに合わないということはあまり起こりにくいのです。
子供の学校や、パートナーの仕事のペースと調整しながら働ける企業を探すことができるのです。
シフトの融通が利きやすい!
コンビニや飲食店などのパートの場合、万が一子供が風邪を引いたり、急な予定が入ったとしても、非常に欠勤をしにくいというのが現実です。
数人しかいないお店を休むということは、そのまま他の人にしわ寄せが行き、顔見知りの誰かが辛い思いをするということが目に見えているからです。
しかし、驚くことにコールセンターは違います。
就業している人数規模が非常に大きいため、正直なところ、一人や二人の欠勤など毎日起こっているのです。
数十人、数百人いるようなデスクで、誰かが休んだとしても、他のオペレーターはそもそも気付かないことさえあります。
会社側も、一般のパート先と比べると、欠勤や急なシフト変更に非常に寛容であるとも言えます。
一般的なアルバイトや派遣業務と比べ、時給が高い!
例えば、東京のアルバイト最低時給が958円の中、東京のコールセンターの時給中央値は1500円程度と言われています。
もちろん地方ではその限りではありませんが、アルバイト時給との格差比率は変わらないでしょう。
つまり、コスパの観点から考えても、同じ時間働くなら、なるべく時給の高い仕事を選んだ方が良いに決まっています。
しかしながら、時給が高い仕事というのには、それなりの理由があります。
土木作業員は肉体労働、治験バイトは健康に悪影響の可能性があったりしますよね。
では、コールセンターは?
コールセンターの時給が高い理由は、ビジネスモデルの仕組みそのものに起因しています。
普通の商売というのは、お客さんが来てお金を払ってくれますが、コールセンターは違います。
サポート窓口に電話を架けてお金を取られたなんて話は聞いたことがないと思います。
コールセンターの場合は、依頼元企業から、決まった時間に決まった数のオペレーターを電話応対要員として用意することができれば、お金が入るという仕組みなのです。
そのため、企業は、とにかくオペレーターの頭数を増やすことに懸命になるため、時給や待遇面その他を優遇して、なんとか求人誌で目立とうとするのです。
そして就業する人間はその恩恵を労せず受けられるというわけです。
結論としては、コールセンターは別にきつい仕事ではないけれど、特殊な業界構造のために時給が高いのです。
職歴の空白期間が長くとも、座学研修が充実しているので安心
特に受信系のコールセンターは、最初の研修期間が非常に長いことを特徴の一つにしています。
応対マナー研修に始まり、業務知識研修、OJT研修を経て、一人立ちして仕事をしていくという流れです。
そのため、働いていなかった期間が長く、不安を抱えている方でも、いきなりお客様対応をさせられてドギマギするということはないので安心かもしれません。
最初は座って研修を受けながら、仕事をしっかり覚え、先輩の仕事ぶりを見ながら、徐々に実業務に移っていくことができるのは、他業種にはなかなかないポイントです。
まとめ)重要なのは家族の理解を得ながら働くということ!
以上が「コールセンター派遣は主婦にこそおすすめの5つの理由!」でしたが、いかがでしたでしょうか?
ただ、これまで主婦業に専念していたあなたが、セカンドライフとしての就業を始めるなら、家族の理解は必ず必要であるということです。
家庭と仕事の両立があってこそ、人生は充実します。
ちなみに、これから探すあなたにおすすめしたいのは、受信系の大規模コールセンターです。
コールセンターで働くことのメリットは、大規模なデスクほど享受しやすいからです。
また、受信系だと厳しいノルマがあるところも少ないので、続けやすいというメリットもあります。
大量採用、大量募集しているところなら、面接無しでスムーズに入れることもあります。