コールセンターの探し方

【初心者ガイド】初めてのコールセンター派遣はデスク規模で選ぶ

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コールセンター派遣が選ばれる最も多い理由は、「時給」です!

生活のためというのはもちろんのこと、就活中であったり、バンド活動中であったり、状況してすぐであったり、様々な事情を抱える人が、高額な時給を理由にコールセンターを選ぶことは非常に多いです。

しかしコールセンターが実際にどういう業務をしているのか、どういうコールセンターを選べばいいのかという点については、あまり考えられていません。

今回は、初めてのコールセンター選びを失敗しないために、デスク規模を一つの基点にしたチェックポイントを紹介していきます。

 

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初めてのコールセンター派遣には、断然大規模デスクがおすすめな理由

コールセンターはデスクの規模によって就業環境が全然違う?

コールセンターで働く人と会ったことはありますか?

たとえ就業中の知り合いがいたとしても、その働く姿を見たことはないでしょう。

というのも、コールセンターというのは、日常生活の中で目にすることがない職種の一つだからです。就業環境が人目に触れないのです。

コールセンターのデスクというのは、普通ビルのオフィスをテナントして、少なくても数名、多くて数百人規模のオペレーターを配置します。

大規模デスクの場合だと、必ず専用の休憩室や喫煙所が設置されていて、そこで休憩を取れるような仕組みになっています。しかしアメニティ関連は、人数が少ないほど全員に行き渡りやすいでしょう。

 

大規模デスクは未経験者でも採用されやすい

まず第一に、規模が大きいためにほとんど常に採用を行っており、入社難易度が低いという点が挙げられます。

デスクの規模が大きい求人を狙い打ちすれば、未経験や職歴に空白期間があるような場合でも、比較的採用されやすいと考えていいでしょう。理由としては、コールセンターというのは、あまりに大量の従業員を必要とするため、ほとんど常に人手不足のような状態が続いています。だからこそ、毎月のように採用と研修を繰り返し、オペレーター確保に奔走しなければならないのです。未経験者だったとしても、研修を受けさせてどんどんオペレーターデビューさせていきます。

 

大規模デスクは煩わしい人間関係に悩まされない

大規模デスクでは、数百人以上が同じフロアで働いていることも珍しくありません。

つまり、話をしたことさえない人がたくさんいる中で働くのです。

そうなると、研修を一緒に受けた同期入社生や、一部の上司以外とはこちらからアプローチを取らない限りは仲良くなる機会はほとんどありません。

もちろん友達を増やしたかったら、飲み会に出たり、忘年会に行ったりと、手段はありますが、そうしたくなければ仲良くなる必要は全くありません。

だからこそ、初めてコールセンターに入る人にとっては、低次元な争いごとに巻き込まれず、腰を据えて業務を覚えることに集中できるため、魅力的なポイントの一つと言えるでしょう。

 

大規模デスクは休みやすいし、辞めやすい

先ほどもお伝えした通り、コールセンターに勤務するオペレーターの人数というのは非常に数多いです。

だからこそ、誰か一人が当日欠勤をしたところで、別のオペレーター個人に影響が降りかかることは全くありません。遅刻も同じです。

辞めるときもそうで、そもそも全員の顔と名前を一致させること自体難しいので、退職のときにわざわざ全員に挨拶に行って、菓子折りを置いて云々……といったようなこともありません。

体調がすぐれなければ休まばいいし、辞めたくなったらすぐに辞めたらいいのです。あなた一人がいなくても、コールセンターという巨大組織はびくともしません。気楽にあなたを待っている場所なのです。

ちなみに大規模デスクほど、シフトの融通も利きやすい傾向にあります。ダブルワークをしている方が多いのもそれが理由ですね。

 

大規模デスクは研修やマニュアルが充実している

大規模デスクというのは、未経験の大量入社を前提としているため、導入研修制度や電話対応マニュアルが非常に充実しています。

大量の未経験オペレーターが入社したとしても、一定の電話対応クオリティを維持するために、誰でもわかるマニュアルが用意されているのです。そしてそのマニュアルのトークを練習して、着台テストに合格すれば、オペレーターデビューしていくという形です。

よくわからない育成係という名の先輩がついて、必死でメモを取りながら仕事を覚えるよりは、ずっと簡単です。

ベテラン社員が語る、コールセンターで働くメリットとデメリット!

 

大規模デスクを選ぶデメリット

大規模デスクはいつでも人手不足です。

採用を増やしても、広告を打っても、なかなか十分な人数が定着するということはありません。

だからこそ、既存のオペレーターに残業交渉をしてなんとか充足を満たそうというのが基本的な運営方針になります。

良く言えば、残業がしやすい環境にあるので、稼ぎたい人にとっては好都合でしょう。

もちろん断っても全く構いませんし、断ったからといって給料が下がったり、契約打ち切りになったりすることはありません。そんなことをしたら、余計に人材が定着しなくなってしまい、本末転倒です。

ただ単に、残業依頼が毎日しつこいというだけです。

 

もう一点のデメリットとしては、あらかじめ長時間シフトを組まれやすいということでしょう。

契約時間の交渉などすることはできますが、完全にシフト労働時間を自分で調整することは難しいでしょう。もちろん、月に30時間以上も契約より多くなったりすることは稀ですが、契約時間より多めにシフトが組まれることは、規模が大きくなるほど常態化しているのが現状です。

 

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小規模デスクってどんな感じ?

中には、ホテルの受付業務など、数人のデスクで運営しているような小規模なコールセンターもあります。

しかし、小規模デスクの場合、普通に飲食店で働いているのと同じように突発的な休みを取る際には気を遣ってしまうし、狭い分人間関係も良くも悪くも密度が濃かったりします。

アメニティ関連を十分に利用できるというメリットもあるにはありますが、そういった点が目的であれば、データ入力や一般事務の求人を探した方が良いでしょう。仕事もその方が楽です。

 

ただし、専門的な知識を必要とするようなコールセンターというのは小規模デスクが多いです。もちろん資格やそれなりの応対スキルを必要としますが、その分時給も他に比べると高額になります。

一般的には条件の良い小規模デスクというのは、上級者向きと考えていいでしょう。

逆に大規模デスクとほとんど条件が変わらないような小規模デスクは、コールセンターとしてのメリットはあまり大きくないと考えてもいいかもしれません。

 

大規模デスクを抱えるコールセンターってどういうところ?

大人数のオペレーターが必要だということは、毎日大量の問い合わせを受けるサービスや商品を取り扱う企業のコールセンターであるということです。

問い合わせが多いのは、やはりインフラ系で、携帯電話やインターネット回線、クレジットカード、金融に関わるコールセンターです。電気やガスは地域ごとにサービス提供事業者が異なるので、コールセンターは中規模程度であることが一般的です。

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まとめ)やはり、最初は大規模コールセンターから

以上が「【初心者ガイド】初めてのコールセンター派遣はデスク規模で選ぶ」でしたが、いかがでしたでしょうか?

まず最初は、大規模コールセンターから初めて、もしこの仕事を気に入ったら、さらに専門性を磨き、より良い条件を提示してくれる小規模なコールセンターに転職を考えても良いかもしれません。

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