コールセンターの探し方

【早わかり!】コールセンターは30代40代の男性でも就業できる?

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Jo-B / Pixabay

30代オーバーの未経験男性も、コールセンターで働くことは可能か?

こういった質問を聞くことがあります。

結論は可能です。

なぜなら、コールセンターというのは、とにかく常時大量のオペレーターを欲しがっているため、未経験だろうと取り扱う商品に対して一定のリテラシーを持ってさえいれば、誰でも入社することができます。

もちろん携帯電話を触ったことがない後期高齢者が、アンドロイドの操作案内窓口のコールセンターで就業することは難しいかもしれませんが、そういった例は稀でしょう。

中年期前後の男性で、ある程度聞き取りやすい声で話すことができるなら、むしろそれまでの社会経験などから、若年層に比べて説得力も感じやすいことから、快く採用されやすいでしょう。

 

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30代40代の男性オペレーターを求めているコールセンターとは?

未経験でも30代40代の男性オペレーターを欲しがるコールセンターは存在します。

なぜなら、若年層に比べて1年以内の離職率が低い傾向にあるからです。

立ち上がってすぐのコールセンターデスクは、柔軟性が高い若年層を求めることが多いですが、ある程度年数経過すると30代以上の方が安定して就業してくれるため、積極的に採用するようになります。

もちろん、入社比率としては20代男女の方が多いです。

しかし実際にデスクの中に定着しているベテランのオペレーターというのは30代以上と半々くらいになります。

 

一般的なコールセンターとしての、若い女性ばかりというステレオタイプのイメージというのは必ずしも間違っているわけではありませんが、実態は微妙に異なっています。

たしかに若い女性の入社数は非常に多いです。しかし退職率が高いのもこの若い女性たちなのです。

反対に退職までの期間が長いのが30代以降の男性オペレーターです。

2016年の離職率データでは、20代女性が27%以上。一方で30代男性は12%となっています。

したがって、中長期的視点で見た際に安定した実績を出力できるデスクというのは、30代以上の男性を採用、育成できるかどうかにかかっているといっても過言ではありません。

何度も言いますが、あくまで若年層の採用数が多いのは、求人に対する応募数が多いという理由に過ぎません。

 

そもそも30代を過ぎていて未経験でも、育成してくれるのか?

心配は無用です。育成してくれます。

コールセンターのオペレーター業務というのは、決められた期間の研修を受講して、マニュアルを覚えさえしたら、誰でも就業できます。少なくともそのように設計されています。

特に数十人以上の規模を持つコールセンターを運営しようとすると、対応力を個人の力に頼って属人化させていては、市場の中で淘汰されていってしまいます。

そのため、そもそも育成云々というより、マニュアルをもとに真面目に仕事に取り組むかどかなのです。

ただしそれは、コールセンターの中でキャリアアップは望めないという意味ではありません。

管理者としてステップアップするには、他のオペレーターの模範となるように成績を上げ、遅刻・欠勤を繰り返したりしなければ誰にでもチャンスが有ります。

 

正社員総合職として入社できるかというと、さすがにそれは難しいですが、アルバイトや派遣として入社して正社員を目指すうえでは、20代か30代以上かというのはあまり関係ありません。

20代で将来があるからといって実力もないのに、見込み登用で管理者にして実績が下がったとなっては本末転倒です。

よっぽど営業利益が下り坂のコールセンターに入社しない限りは、オペレーター実績を高い推移で維持し、待ってさえいれば必ず管理者になれます。

もしパフォーマンス面で上手くできないのであれば、他の記事を読んでみて下さい。本質を突いたヒントが見つかるはずです。

コールセンターのオペレーター業務というのは決して難しい業務ではなく、基本的な日常生活の中で経験していることに対してどこまで意識的になれるかを競うゲームのようなものです。

それに築けば、ステップアップは誰にでも見えるどころか、正社員登用を受けられます。

 

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パソコンや家電製品のテクニカルサポートデスクが狙い目

30代以上の男性オペレーターが多く在籍しているのは、パソコンなどの家電製品を取り扱う操作案内系のデスクです。

なぜなら、若い女性は興味がなかったり、あまり馴染みやすいとは感じにくいからです。

派遣の担当者も、女性にはあまりこういったコールセンターを積極的におすすめはしないようです。

 

もちろん若い女性と働くからこそ、やる気も出るものだし、むしろそれがコールセンターで働く動機であるという方は、携帯電話のコールセンターが良いでしょう。

基本的には、そのコールセンターで取り扱う商材やサービスに対して馴染みを持つ層がオペレーター就業していやすいと考えていいでしょう。

若い女性というのは、携帯電話に関して言えばちょっとした権威なのです。

 

また前職で営業をしていたり、何か特定の商材に関わっていたり、超大手企業で仕事をしていたなら、それに関わる商材を扱うコールセンターに当たってみるのも良いでしょう。

コールセンター側のマニュアルに載っていないような知識や業界の常識などを知っていれば、必ず電話対応で役に立ちます。

 

30代40代男性がコールセンター面接で気を付けるべきこと

30代以上の男性を採用するにあたって企業側が最も懸念することは、柔軟性に欠けないかどうかという点です。

つまり、気難しくて、こちらの指示を意にも介さないような人間は低調にお断りしたいというのが本音なのです。

コールセンターの業務では、中には理不尽なお客様もいます。無理な要求をしてきたり、自分の話ばかりしてオペレーターの話に耳を貸さないようなタイプです。

そしてそういったお客様にいちいち反論したり、間違っても説教を垂れたりなんかしてしまったら、せっかく人を雇っても逆に仕事が増えてしまうようなものです。

とくに、論理的な正確さばかりにこだわって、人間的なコミュニケーションをないがしろにするような性向を持つ人は、残念ながらオペレーター業務においては育成に時間がかかってしまいます。

できれば会話がスムーズにできて、話が通じやすい人を採用したいというのがデスク側の正直な気持ちです。

 

だからこそ、面接や顔合わせの際には、企業側の担当者の質問に対して、理詰めで的確に答えることよりも、会話になるような形で受け答えすることができれば、適性が高いとみなされやすいです。

笑顔を作りながら適度に相槌を打ち、わからないことは折を見て質問ができると尚好印象です。

 

まとめ)コールセンターは30代にもチャンスが有る!

以上が「コールセンターは30代40代の男性でも本当に就業できるのか?」でしたが、いかがでしたでしょうか?

コールセンターというのは、一般のイメージとは裏腹に30代以上でも活躍しやすいというのが実態です。

より正確に言うと、オペレーター業務というのは、案外若さが売りになりにくいというのが大きいかもしれません。

いずれにせよ、若年層と比べて見劣りしない仕事であるため、もし迷いがあるなら、登録した派遣担当者と面談をして近隣地域の求人と、その就業環境の実態を確認してみることをおすすめします。

派遣登録には料金もかからないため、時間があるうちになるべく早く登録を済ませ、空き時間に面談をするというのが良いでしょう。ビジネスの世界において、残り物に福はありません。

早めに行動した人にこそ、結果は現れます。

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