通販の受信系コールセンターこそ、コールセンター未経験者にはおすすめします。
というのも、何を隠そう業務内容が簡単だからです。
一般的なコールセンター業務というのは、どうしても考える余地、つまりマニュアル外の質問の割合がかなり多く思えるものですが、通販業界は違います。
たったいま通販番組で観た商品『〇〇』を購入したいという、入電内容が多数を占めます。
そのため、未経験でコールセンターを探しているというあなたがどこに入ろうか迷っているのであれば、まずは通販の受信系を選ぶのが無難と言って間違いありません。
目次
通販の受信系コールセンターってどんな仕事?
通販の受信系コールセンターの業務内容は、主に通販番組や通販雑誌から情報を得たお客様からの電話を受けて、購入の手続きをするというものです。
例えば、通販番組を観た人からの電話を取ったとすると、商品名を専用システムで検索して料金のご案内を行い、続いて名前、届け先住所、電話番号、支払い方法等の情報を入力していくという流れになります。
あるいは、雑誌やテレビで紹介された商品をもっと詳しく確認したいお客様へ、社内資料や専用のシステムを見ながら説明するということもあります。
つまり、一般のコールセンターに比べてクレームの余地が少ないのです。
これがパソコンのテクニカルサポート窓口なら、「買った商品が不良品だった」というご指摘が発生しますし、固定回線の料金案内窓口なら「解約時に違約金が発生するなんて聞いていなかった」という苦言を受けることになります。
これから購入するという方の場合、すでに「言いたいことがある」という状態ではないため、業務難易度としては比較的優しいという性質を持っています。
こんな人におすすめ
その②:クレームが苦手な人
以上の二点どちらかに当てはまる人には、通販の受信系コールセンターを強くおすすめします。
未経験者にこそすすめたい
通販の受信系デスクは、クレームが少ないという点に代表されるように、想定外の質問であったり、今期の必要な実機検証などがほとんどありません。
そのため、マニュアルをきちんと理解し、資料に記載されていることを分岐フローにしたがって案内するだけでお客様対応が成立するようになっています。
普通の受信系のコールセンターでは、どんなに少ないところでも、実際に問い合わせられた商品を触って詳細を確認したりするような業務がどうしても発生します。
そういった答えがあってないような質問への対応が少ないといういことは、つまり未経験者や初心者に優しい職場であると言えます。
窓口の性質上、ほとんどが購入前提で連絡をするお客様なので、圧倒的に質問のレベルが易しいのです。
通販の受信系コールセンターで注意しておきたいこと
通販の受信系コールセンターを選ぶにあたって、注意すべき点としては、座学研修が長いことでしょう。
問い合わせ内容がそもそも、その場で考えながら対応できる質問よりは、きちんと社内システムや資料を活用しないと対応できないものであるため、入社当初の研修は2週間から長くて1ヶ月ほどと、決して短くはありません。
もしあなたが、この講義形式の座学研修がどうしても苦痛だという場合、他の就業先を選んだ方が良いかもしれません。
しかし反対に、「座って話を聞いているだけでお金を貰える期間まで存在するのか」と考えられるなら、最高の職場です。
まとめ)コールセンターに入りたいけど、どこを選べばいいか分からないなら、とりあえず通販の受信系コールセンターに入るのはかなりアリ!
まず最初は比較的業務が簡単な職場から始めて、慣れたらもっと待遇や環境の良い職場を探すというのは、未経験業種に挑戦する際の王道です。
そういう意味で、通販の受信系デスクは最適と言えるでしょう。
特にクレームが少ないのが特徴の一つなので、コールセンターに対して悪いイメージからスタートする恐れが少ないのもおすすめポイントの一つです。