求人情報に「ネイルOK」と書いてあるコールセンターはよく見かけますが、逆に書いていないところは禁止されているのか、と気になったことはありませんか?
今どき、飲食店や金融業でもないのに、ネイルが禁止されている職場など本当にあるのか疑問に思ったこともあるかもしれません。
当然ながら、ネイルが厳格に「禁止」されているコールセンターというのは、ほぼ存在しないと言って良いでしょう。
というのもコールセンターのオペレーター業務というのは、そもそも対面式の接客業ではないため、ネイルをしている事実によってあなたの印象が変わったりしないからです。
目次
ネイルOKのコールセンターはどれくらいあるのか?
求人情報に「ネイルOK」と書かれていない場合でも、禁止されていることはほとんどありません。
一般的にそういった記載があるのは、発信系コールセンターに多いですが、受信系コールセンターでも、ネイルをしている人もいれば、髪の毛を染めている人もしっかりいます。
コールセンターでは、お客様に直接会うこともなければ、食品等を扱うこともないため、見た目に関する規制というのは、他業種と比べると非常に寛容であることが特徴の一つです。
仕事の邪魔にならないレベルなら、わざわざ注意されるようなことは無い言って良いでしょう。
どのくらいのネイルまで認められるのか?
ほとんどのコールセンターでネイルOKとは言っても、たしかに程度に差はあります。
特に面接を受ける際には、「ネイルOK」とわざわざ書かれていない限りは、過度に装飾的なネイルは避けた方が無難です。
というのも、デスクによっては、ネイルをしていることによって、タイピング時に「カチャカチャ」と大きな音が鳴ることを嫌うからです。
(1)ポイントはタイピング音に影響しそうな見た目かどうか
コールセンターでは、電話でお客様と対話をする他に、履歴入力業務というのが必ず存在します。
次回のオペレーターのために、お客様と実際に話した内容を記録しておく作業のことです。
装飾的なネイルをしていると、よっぽど気を付けてタイピングしなければ、「カチャカチャ」と余計な音が発生してしまいます。
これらは、コンサル系のコールセンターや、非常に小規模で静かなデスクでは、他の人のマイクが拾ってしまうことが懸念されるため、面接に合格できない恐れがあります。
そのため、もし可能なら静かな雰囲気であることが想像できるコールセンターの面接を受ける場合は、控えめなネイルで臨むことをおすすめします。
少なくとも、タイピングに影響が出なさそうなネイルなら、それを理由に面接に合格でいないという事態は避けられるでしょう。
または、面接でネイルのことを指摘された場合、今までの職場で大きな音が出ないように工夫していたエピソードを用意しておいたりするのも良いでしょう。
(2)それでも一部の発信系コールセンターは、かなり寛容
ネイルに関して寛容であることが多いのは、発信系コールセンターです。
そのため、もし「ネイルOK」という記載がない求人でネイルをしたまま面接に行って良いか迷っているなら、なるべく発信系を狙ってみるのが良いです。
ただし発信系の業務にどうしても抵抗があるなら、規模の大きな受信系デスクを狙ってみるのも有りです。
というのも、人数があまりに多いところでは、いくら注意しても、周りの雑音を一切入らないようにするというのは不可能であるため、なし崩し的にネイルによるタッチタイピングのカチャカチャ音についても寛容である場合があるからです。
まとめ)静かなデスクの面接を受けるときには、派手なネイルは控えた方が無難
コールセンターにおけるネイルの考え方とは、見た目ではなく、タッチタイピング時にうるさくないかどうかが全てと言っても過言ではありません。
つまりコールセンターでネイルを楽しむためには、うるさくならないように控えめなネイルにするか、あるいは、そもそもうるさいのがあまり気にされないコールセンターを選ぶかのどちらかです。
ネイルと同様に迷うことが多いのは、ピアスや服装規定ですが、下記記事にて詳細に解説しているのでぜひチェックしてみてください。
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