人気のコールセンターには人気になるだけの理由があります!
ただ漫然と大手のコールセンターだから安心、みんなが名前を知っている商材だから働きやすい、そういった公式は存在しません。
だからこそ今回は、本当に派遣オペレーターから選ばれるコールセンターの特徴を5つのポイント別にご紹介していきます。
目次
新商品が出る度に、研修が組まれるなど、フォローアップ体制の充実!
受信系にしろ、発信系にしろ、企業の電話窓口で対応をしていると、必ず入社時とはサービスや商品を取り巻く状況というのは変化していきます。
新商品発売、サービスの料金改定、商材の廃止、統合、名称変更等、様々ですが、こういったことは間違いなく起きます。
その時に、改めて情報の共有や落とし込みをオペレーターにしてくれるかどうか、という点はオペレーターの就業満足度に大きく影響します。
そもそもオペレーターがコールセンターを退職する最も大きな理由の一つは、「デスクの変化に付いて行けなくなった、または付いていく気がなくなった」です。
これらは市場状況が目まぐるしく変わり過ぎることが原因ではなく、コールセンターのフォローに関する意識そのものが原因です。
ひどいデスクだと、新商品の発売や発表があったとしても、マニュアルが更新されるだけで、実際に電話対応をしながら自分で読んで覚えて欲しいという方針だったりします。
これではそのうち疲弊して、辞めたくなるのも無理はないかもしれないですよね。
意外かもしれませんが、オペレーター経験者が口を揃えて重要視するのは、給料の過多ではなく、このフォローアップ体制に関する点なのです。
あなたがもし、今からコールセンターを探すなら、派遣の担当者にこの点は必ず確認しておくことをおすすめします。
インセンティブ報酬含め、給与が高い!
定番中の定番ですが、給与水準は働く上で欠かすことができない重要ポイントです。
関東圏を例にすると、受信系なら1500円以上か、発信系ならインセンティブの獲得難易度は必ずチェックしておきたいところです。
コールセンターというのは、あまりに数があり過ぎて、どこが最も良いのかわかりにくいです。
そのため、未経験者は入りやすいところにとりあえう入ってしまって、探し直すのも面倒だからとずるずる居続けてしまいます。
しかし、時給に関しては安いところはかなり安かったりします。
また落ち着いたら探し直したらいいという考えでは、実際にはほとんどの人が探し直しません。
最初に入るときにきちんと精査をして、納得のいく時給で選ぶべきです。
同業種のコールセンターでも時給が数百円違うなんてことも実はざらにあります。
有名な事例で言うと、2018年時点で、auのコールセンターは時給1500円、ドコモのコールセンターは1700円だったりしました。
同じ携帯電話の窓口で、応対範囲も程度の差こそあれ、ほとんど変わらないのにも関わらずです。
一日働いたら1600円の差が、月当たり3万円以上の差が生まれます。
一年なら30万円以上です。
少なくとも、同業コールセンターで、もっと高い求人がないかという点だけでも確認しておくべきです。
コツとしては、複数の派遣会社に登録しておくことですね。
シフトの自由度が高い
シフト制のコールセンターの場合、その自由度を死活問題にしている人もいます。
副業をしていたり、そもそもシフト自由だからこそコールセンターを選んだような人たちですね。
そしてコールセンターのシフト自由度というのも、デスクによってかなりの幅を持っています。
飲食店の場合、シフト制と言えば、だいたい人によって何曜日が休みが決まっていて、特別に予定がある場合などは店長や社員に別途相談という形が取られていることがほとんどです。
しかしコールセンターの場合、「だいたい何曜日が休み」というのは全くありません。
月ごと、または週ごとにどこを休みにするか、自由に選べるのです。
もちろん制限もあります。
月ごとに希望できる休みの数が決められていて、その中でやりくりしなければならないのです。
その希望できる数が多いか、少ないかが、そのままコールセンターのシフト自由度を現していると言って良いでしょう。
じっくりお客様と話ができて、ヒューマンスキルの向上が望めること
中には、電話を架けてもすぐに切られるばかりの作業を続けなければならない発信系や、かかって来ても本人確認だけしたらすぐに別窓口に転送することを求められる受信系などもあります。
何が不満になるといって、そういったコールセンターでは、コミュニケーション能力が全く育たないのです
コールセンターにいて、培われるのはコミュニケーション能力です。
実際、転職する際にも面接で受けがいいのは豊かな対応力だったりします。
もしあなたがコールセンターで働いていて、単純作業しかできず、自分の能力が発展していっている実感を得られず、ただただ時間を消費しているだけに思えてしまうような場合、驚くほど早い段階で退職の意志は芽生えます。
そうならないためには、ある程度(15分程度が目安)の時間幅を取って対応させてもらえるコールセンターを選ぶことは必須条件とも言えます。
ただしこの時間の問題については、デスクのモラリティもさることながら、選ぶ商材や窓口の種類によっても大きく上下動するため、あなた自身の選球眼も非常に大切です。
例えばテクニカルサポート系は長時間対応が許容されやすい傾向にあります。
ジュース飲み放題など、アメニティが豊富かつ充実している!
コールセンターによっては、休憩室のジュース飲み放題、マッサージチェア使い放題、Wi-Fi完備、社員食堂利用可のアメニティ関連が非常に充実しているところがあります。
長時間就業によって短期で大きく稼ぎたい方の場合、休憩中の質が高ければ、なるべくストレスを解消しやすいため、環境面を非常に重要視します。
また、こういったポイントは、求人票にしっかりと明記されている場合も多いため、外からの判別が容易なのも特徴です。
まとめ)人気のあるコールセンターに入るのが、ストレスなく就業するコツ!
以上が「派遣オペレーターから選ばれる人気コールセンターの5つの特徴!」でしたが、いかがでしたでしょうか?
コールセンターは東京だけでも百社以上あります。
その中で、最もあなたに適したところがどこなのか、正確に調べるのは至難の業です。
しかし、一般的にオペレーター経験者がどういったコールセンターを好むのかを把握し、平均的なオペレーターから人気を勝ち得ているコールセンターの特徴を掴めば、ある程度居心地が良い就業先を見つけることは可能です!