就活中に最も困ることの一つは、間繋ぎの仕事選びです。
どうせ働くなら、時給の良いところで働きたいし、かといって肉体労働はやりたくないというのが、大方の共通するところの意見でしょう。
しかし実際にはそういう仕事もあります。
今回は、短期の仕事を探すなら、コールセンターを選ぶメリットを10の理由からご紹介していきます。
目次
短期でも高時給
短期の仕事の場合、普通の仕事より時給が下がってしまうということがあります。
しかしコールセンター自体、もともと他業種に比べて時給が高いので、短期でもやはり高いです。さらには、年末年始や年度切り替えの最繁忙時期などは、センターによっては本当に人手不足で短期の方が高額時給設定されているなんていうパターンさえあります。
短期だから軽作業などのきつくて、時給の低い仕事くらいしかないというのは、思い込みです。コールセンターなら、実は短期でも高時給求人がたくさん存在します。
全国すべての都道府県にセンターを持っているわけでもないので、テレビCMや大規模広告も打てず、とりあえずは派遣会社に委託しようというのが、コールセンターの基本的な考えであるため、あまり世の中でも知られていない仕事です。
だからこそ、穴場職場として、知る人ぞ知る神求人として存在するのです。
短期のコールセンターは、受付業務などが中心で、仕事内容が簡単
短期のコールセンターでは、長期間にわたる研修期間を設けるわけにはいかないので、必然的に業務内容も簡単なものになります。
最も多いのは、受付業務で、電話をしてきたお客様のお困りごとを聞き、ボタン一つで解決できるようなものならそのまま案内し、商材に関するより詳しい知識が必要そうなら、専門窓口に転送するだけというようなものです。
あくまで日常会話の延長線上にあるようなレベルのものがほとんどであるため、手厳しいクレームに心を痛めたり、長時間対応で疲労困憊になるような心配はありません。
そういう意味では、コールセンター初心者にも、最初の一歩として良いかもしれませんね。
同じ業務をしている人間が多いので、安心して就業できる
コールセンターというのは、数十人規模から数約人規模というのが一般的です。
そのため、同様のオペレーター業務をしている人間もかなりの大人数いることから、一人で右往左往したり手が空いているときに「手伝えることはありませんか?」と聞きにいかなければいけないようなシチュエーションは皆無といっていいでしょう。
やることは決まっていて、サポートする人も専門の人が配置されているので、とにかく初めての職場でも迷子にならないための環境が充実しています。
それから休憩室では、同じオペレーター業務をしている人と歓談をしたり、一緒にお昼ご飯を食べたりすることもできるため、もしそうしたい場合はすぐに仲良くなることもできます。また、同じ理由から、異性との出会いが多いのもコールセンターの特徴の一つです。
希望すれば、追加の研修を受けて長期就業に切り替えることができる
大規模であるほど、コールセンターというのは構造的な人材不足を抱えています。
だからこそ、たいてい短期で就業すれば、契約終了になる前に、継続就業の打診を受けることになります。もちろん断っても全く構いません。もともと短期という約束で入っているのですから、就業先が困っているからといって人情を見せる必要はありません。
しかし、あなたが就業先の環境を気に入ったのであれば、非常に魅力的な仕組みと言えるでしょう。
2ヶ月なり3ヶ月なり就業してみて、気に入ったら打診を受け入れればいいし、気に入らければ断ってまた別のところを探すだけです。
実際、4人に1人は短期契約で入社をして、長期就業に切り替えます。
長期就業に切り替えた場合、知識補填のために追加の研修を数日ほど受けて、他のベテランオペレーターと同じようにより詳しい案内をする窓口で働くことになります。
即日勤務OKを始め、就業開始までの期間が短い!
短期就業を募集しているコールセンターの最も大きな希望の一つは、すぐ働き始めてくれる人が欲しいということです。
だからこそ、すぐに働き始めたい人は、長期で探すよりは、短期に絞って探した方がスムーズに就業を開始させることができるでしょう。
中には即日勤務OKの求人もあります。
Wワーク、掛け持ち、副業に寛容!
コールセンターのオペレーター募集求人というのは、派遣社員、またはフリーター向けです。
だからこそ、就職活動をしていなければ、バンド活動、タレント活動をしていたりする人たちがコールセンターで就業することが多いのです。
またそういった層が集まりやすいことをコールセンター側も知っているため、一般的な職場に比べて、副業や掛け持ちで仕事をしやすいように就業環境の調整や融通をきかせるのには寛容です。
シフト制である場合が多く、スケジュールが立てやすい
シフト制を取っているかは、求人票に記載があります。
ただし、実際に見てみればわかりますが、短期募集のコールセンターはたいていシフト制です。
というのも、年中無休でやっているから、なかなか人手が充足している状況を作りにくく、離職率の調整も上手くいかないという問題があるからです。
しかしながら、逆の観点から考えれば、これはスケジュールの調整をしやすいというメリットでもあります。
就職活動中や、副業をしている場合など、平日でも休まなければいけない場合、あるいは土日を中心に働きたい場合ということがあると思います。
そういったときにはシフト制かどうかというのは、ある意味死活問題であると言っても過言ではありません。
就業先が自分に合っていないと気付いても、我慢する期間が非常に短い
短期のメリットの一つは、頑張っても頑張らなくても、とりあえず2ヶ月なり3ヶ月なりの期間で辞めることができるという点にあります。
そのため、万が一コールセンターが自分の肌には合わないなと感じたとしても、契約期間が来たら面倒な退職理由を伝えたりなどせず、すっきりとした気持ちで辞めることができます。
意外と「辞める意志」を伝えるというのはストレスがかかるもので、特に初めての職種に挑戦するときはこれを考えると及び腰になってしまうことさえあります。しかし短期での就業開始ならその点も安心です。
短期間であるため、煩わしい人間関係に束縛されにくい
短期就業であるというのは、ある意味周りの人間関係やを超越した存在でもあります。
つまり「どうせすぐに辞めるから、一切人間関係を築かない」という蛮行が唯一許されるポジションであるというようにも考えられるのです。
もちろん、コールセンターほど大人数が就業する職場なら、交友関係を作ろうと思えばいくらでも作れます。しかしあえてそうしたくないというタイプなら、短期での就業は奇異の目で見られないための一つの戦略にもなり得ます。
そこまで大げさに考えなくても、交友関係を極端に限定したとしても、ほとんど気まずい思いをしなくて済むということです。
派遣会社への登録ですぐに見仕事がつかる
ちなみに、最短で短期のコールセンターの仕事を始めるなら、今すぐに派遣会社に登録すれば当日で見つかる可能性さえあります。
自分で企業のHPを探すして回るのは、残念ながら効率が悪いと言わざるを得ません。むしろその時間がもったいないでしょう。
すぐに働けて、かつ自分の条件に合致したところを、派遣の担当者が勝手に選んでくれるのです。
あとはあながたそれを気に入るか気に入らないかというだけです。気に入らなければ、別のところを探してきてもらえばいいのです。
登録をするのはどこでも無料なので、なるべく保有求人数の多い大手派遣会社にたくさん登録をして選択肢を増やしておくことが、すぐに仕事を見つけるために必ずしなければいけないステップの一つです。言うまでもありませんが、早ければ早いほど良いです。
まとめ)短期のコールセンターは意外と知られていない穴場求人!
以上が「あなたが知らなかった、短期のコールセンターで働く10のメリット」でしたが、いかがでしたでしょうか?
短期のコールセンター就業という選択肢は、求人数が多いわりに意外と知られていません。
すでにお伝えした通り、実は穴場求人です。
状況をするなどの理由で、とにかくすぐに仕事を決めたいなら、派遣会社に登録が最も確実な道でしょう。