大学生のときに何のアルバイトをするのかは、大学生活を送る上で最も大きな問題の一つです。
将来その経験が役に立つか、就活で評価対象に入るか、そしてもちろんバイト代がたくさんもらえるか、誰もがバイト先についての悩みを抱えています。
そしてこれは、自分で調べるか、誰かからたまたま有力情報を聞かせてもらえない限りは、絶対に損をしてしまうと言っても過言ではありません。
というのも、世の中にはびこるほとんどの「大学生歓迎」のバイト先は、安くてこき使える労働者を探しているだけだからです。
例えば、大学生といえば飲食店で勤務する姿をよく見かけますが、実は非常に低時給での高負荷肉体労働であるため、これは本来的には学生が選ぶべきバイト先とは言い難いです。
数時間立ちっぱなしで家に帰ってきて勉強ができるでしょうか?
あるいは、何か将来のためのことではなくとも、仕事が終わった後に、趣味の時間を十分に満喫できますか?
普通の人にはなかなかできません。
とはいえ、コールセンターでのバイトなんて、周りで誰もやっていないから心配……、というのが人間心理でしょう。
知らないところで働くのは何となく気が引けるのは誰しも同じです。
しかしそれには及びません。
先に結論を出しておきます。
その②:中長期的視点で見れば、発信系は商品知識等が必要ないので楽ができる!
その③:発信系での営業経験、B to Cのコミュニケーション経験は必ず就活で刺さる!
その④:時給は他業種に比べめちゃくちゃ高い!
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目次
大学生が選ぶべきは、規模の大きな発信系コールセンター!!
コールセンターというと、受信系の方が楽だと言う噂もありますが、それはフルタイムで勤務しているフリーターに限っての話です。
結局、一日に3~4時間程度で、週に2~3回程度でのシフトを考えているなら、圧倒的に発信系がおすすめです。
土日のみフルタイムという場合も同じです。
なぜ発信系がおすすめなのか?
大学生が発信系を選んだ方が良い理由というのは、業務をするにあたって「業務知識」というものがほとんど必要ないからです。
多くの場合、台本やトークスクリプトを紙一枚渡されて、それを読み上げて、アポイントを取っていくだけの仕事です。
台本自体が質問が来にくい仕様になっているため、ほとんど来ませんし、来ても自分で資料を見ながら答えられるような初歩的なものです。
つまり、発信系コールセンターのバイトというのは、フリーターの若者が一日8時間を週に5日働くには、簡単すぎて辛いのですが、大学生が少し働くにはちょうど良い難易度になっているのです。
ちなみに、大学生の中でも本当に要領の良い人は、インセンティブ報酬まで貰えるので、給与面でも頑張り甲斐があります。
大学生が受信系に入ったらどうなる?
受信系のコールセンターというのは、言わば受け身の仕事であるため、商品知識の多寡がほぼ全てを決めます。
商品に関する質問や相談をするお客様が電話を架けてくることになるので、週に数時間しかシフトに入れない大学生の場合、なかなか知識定着が見込めず、不本意なクレームを招いてしまったり、仕事が覚えられずに辛い思いをするパターンも少なくありません。
数としても、受信系ではほとんど大学生がいないので、バイト先での友達もできにくいです。
発信系コールセンターに比べると、まとまった期間の研修を必要とするため、学業との両立が非常に難しいと言えます。
夏休みの一ヶ月を丸々バイトの講義形式の座学研修に費やすというなら、話は別ですが、そこまで覚悟してお金を稼ぎたいなら、むしろ発信系でインセンティブ報酬を狙った方が、月収は上がるでしょう。
コールセンターバイトは、シフトの融通が利きやすい
コールセンターで働くメリットの一つは、シフトの融通が利くことです。
飲食店などの小規模な職場とと比べると、従業員数が数十倍規模になるため、一人二人の欠勤やシフト変更がそれほど職場に影響を与えません。
急な飲み会を始めとした、スケジュール変更に柔軟に対応してくれやすいというのは大きな魅力の一つです。
座ったまま就業できるので、学生バイトには珍しく肉体的疲労がほとんどない
コールセンターのバイトというのは、イメージ通り座って飲み物片手に電話を架けるだけが業務内容です。
荷物運びもなければ、余計な雑務もないですし、早く来て制服に着替えたりする必要ももちろんありません。
そのため、数時間就業して帰宅したあとでも、身体がだるいとか、足がむくんだりといったことは他業種に比べると圧倒的に少ないです。
また少しくらいの体調不良なら、出勤して働けるため、バイト代も安定的に入ってくるというのもポイントです。
まとめ)まだコールセンターでバイトしていないの?
もしあなたがいま飲食店バイトで消耗しているなら、すぐに辞めてコールセンターバイトを始めるべきです。
コスパ的に見て特なのはもちろんのこと、バイト以外の時間を有効活用するためにはバイトで疲れないようにすることは、言わば最低条件だからです。
「楽な仕事なんてない」という文句は忘れましょう。
世の中は需要と供給で成り立っていて、求められている場所に行けば、楽で高単価の仕事でヒューマンスキルまで身につけられるという仕事が手に入るというのが真理です。